2026年度 登録販売者試験 願書受付スタート|ブロック別日程の見方と今から間に合う勉強法

この記事の結論
- 2026年度(令和8年度)の登録販売者試験は、ブロックごとに8月下旬〜12月下旬に順次実施される見込み
- 願書(受験申込)の受付期間は自治体ごとに異なり、約2週間と短いため早めの確認が重要
- まず「自分の受験ブロックの試験日と願書締切」を公式発表で確認することが最優先
- 試験日から逆算して学習計画を立て、配点の大きい第3章を軸に優先順位をつける
- 独学でも、過去問演習と暗記カードの反復を中心に据えれば十分に間に合う
この記事を監修
平沼柊哉
登販道場 代表
この記事の対象読者
- 2026年度の登録販売者試験を受けようか迷っている方
- 願書の受付時期や試験日程の確認方法を知りたい方
- 今から勉強を始めて間に合うのか不安な方
- 限られた期間で独学の優先順位を整理したい方
各地で2026年度(令和8年度)登録販売者試験の願書受付が始まりつつあります。「受けてみようかな」と思った方にとって、今がまさに動き出すタイミングです。
ただ、登録販売者試験は他の国家試験と違い、都道府県(ブロック)ごとに試験日も願書の受付期間も異なるという特徴があります。そのため「気づいたら締切が過ぎていた」ということが起こりがちです。
この記事では、2026年度の全体スケジュール感をつかんだうえで、自分の受験ブロックの日程・締切を確認する方法と、試験日から逆算した今から間に合う勉強法を整理してお伝えします。
なお、試験日・受付期間・受験料などの具体的な情報は、必ず受験するブロック(都道府県)の公式発表でご確認ください。本記事の日程はあくまで全体像をつかむための目安です。
2026年度の全体スケジュール感
ブロック別に8月下旬〜12月下旬で実施
登録販売者試験は、複数の都道府県が連携した「ブロック」単位で実施されます。2026年度は、おおむね以下のような時期に順次行われる見込みです。
| 時期の目安 | ブロック(例) | 特徴 |
|---|---|---|
| 8月下旬 | 関西広域・北海道・東北・北関東など(最速グループ) | 学習期間が短い。早めに動いた人向け |
| 9月 | 首都圏など(例: 東京都は9月初旬に試験予定) | 受験者数が多い |
| 10〜11月 | 中部・中国・四国・九州など | 標準的な時期 |
| 12月下旬 | 一部のブロック(最も遅いグループ) | 学習期間を長く確保できる |
このように、同じ年度の試験でも最速ブロックと最遅ブロックでは4ヶ月近い差があります。「今から始めても遅い」と感じる方も、9月以降に試験があるブロックを選べば、まだ十分な学習期間を確保できる可能性があります。
ここに挙げた区分・時期はあくまで例です。年度によってブロックの構成や試験日は変わるため、実際の日程は各ブロックの公式発表で必ずご確認ください。
願書の受付期間は短い ― ここが最大の注意点
スケジュールで最も気をつけたいのが、願書(受験申込)の受付期間が短いことです。受付期間は自治体ごとに異なりますが、おおむね2週間程度で締め切られることが多くあります。
試験日が数ヶ月先でも、願書の受付はその2〜3ヶ月前に設定され、しかも短期間で終わってしまいます。たとえば東京都では5月中旬から申込が始まり、試験は9月初旬に予定されているといった具合です。
- 試験日が先だからといって、願書の受付も先とは限らない
- 受付開始から締切までが短いため、気づいたときには終わっていることがある
- 郵送申込の場合は「消印有効」か「必着」かで実質的な締切が変わる
「受験する」と決めたら、まず願書の受付期間を確認する。これが2026年度受験で最初にやるべきことです。
自分の受験ブロックの日程・締切を確認する
全体像をつかんだら、次は具体的に「自分が受けるブロックの情報」を確認します。ここを曖昧にしたまま勉強を始めると、計画の前提が崩れてしまいます。
確認すべき5つの項目
受験を予定しているブロック(都道府県)について、最低限つぎの5点を確認しておきましょう。
| 確認項目 | なぜ重要か |
|---|---|
| 試験日 | 学習計画の逆算の起点になる |
| 願書の受付期間(開始日・締切日) | 短いため、出願を逃さないために最優先 |
| 申込方法(郵送/電子申請) | 必着か消印有効か、システム登録が必要かが変わる |
| 必要書類・写真・受験料 | 準備に時間がかかるものがある |
| 試験会場・受験票の発送時期 | 当日の段取りに関わる |
確認の手順
- 受験したい都道府県の薬務課(医薬品の担当部署)の公式ページを開く
- 「登録販売者試験」「令和8年度」などのキーワードで実施要項(受験案内)を探す
- 試験日と願書受付期間を控える
- 締切日をカレンダーやリマインダーに登録する
- 必要書類のリストを作り、写真や手数料の準備を始める
都道府県によっては、公式サイトに加えて電子申請システムを利用する場合があります。申込方法は年度や自治体で変わるため、案内の最新版を必ず確認してください。
複数ブロックの受験も選択肢
登録販売者試験は居住地以外のブロックでも受験できるため、日程が重ならなければ複数のブロックに出願することも可能です。
- 早いブロックで一度本番を経験し、後のブロックで再挑戦する
- 受けやすい日程・会場のブロックを選ぶ
ただし、ブロックごとに願書受付・受験料が必要になります。無理のない範囲で検討してみてください。
試験日から逆算した学習計画
受験ブロックの試験日が決まれば、そこから逆算して学習計画を立てられます。残り期間によって、現実的な進め方は変わります。
残り期間別の進め方の目安
| 試験までの期間 | 進め方の目安 |
|---|---|
| 約3ヶ月(8月下旬試験など) | 短期集中型。最初から問題演習を多めにし、第3章を早めに着手 |
| 約4ヶ月(9〜10月試験) | 標準型。基礎章を先に固め、中盤で第3章に集中 |
| 5ヶ月以上(11〜12月試験) | ゆとり型。各章をていねいに回し、過去問を複数年分こなす |
いずれの場合も、**「インプット(読む)3:アウトプット(解く)7」**を意識し、問題を解くことを学習の中心に据えるのが定着の近道です。
逆算カレンダーの作り方
- 試験日を起点にする
- 試験の2〜4週間前を「総仕上げ(過去問・模試)期間」として確保する
- 残りの期間を各章に配分する(第3章を厚めに)
- さらに1〜2週間の予備日を入れて、遅れても焦らない設計にする
予備日を最初から計画に組み込んでおくと、仕事や体調で勉強できない日があっても計画が破綻しません。
独学で間に合わせる優先順位
限られた期間で合格を目指すなら、すべてを均等に勉強するのではなく、配点に応じてメリハリをつけることが重要です。
章ごとの配点と時間配分
登録販売者試験は全5章・120問で構成され、章ごとの問題数(配点)が大きく異なります。
| 章 | 問題数 | 学習時間の配分目安 | 難易度の体感 |
|---|---|---|---|
| 第1章(基礎知識) | 20問 | 10% | やや易しい |
| 第2章(人体の働き) | 20問 | 20% | やや難しい |
| 第3章(主な医薬品) | 40問 | 35% | 最大の山場 |
| 第4章(法規制度) | 20問 | 15% | 普通 |
| 第5章(適正使用) | 20問 | 10% | やや易しい |
| 総仕上げ(過去問・模試) | ー | 10% | ー |
第3章だけで120問中40問を占めます。ここを後回しにすると間に合わなくなりやすいため、期間が短いほど早めの着手が大切です。
おすすめの学習順序
時間が限られている場合は、取り組みやすい章から学習リズムを作り、最後に第3章へ十分な時間を残すのが現実的です。
- 第1章・第4章・第5章(暗記量が比較的少なく、得点源にしやすい)
- 第2章(人体の働き。第3章の理解の土台になる)
- 第3章(成分名の暗記。集中期間として最も長く確保する)
第3章で心が折れそうになったら、いったん他の章の問題演習に戻り、「解ける感覚」を取り戻してから戻ると続けやすくなります。
合格基準と足切りに注意
登録販売者試験には、見落としやすい**足切り(各章の最低基準)**があります。
- 総合得点: 120問中おおむね70%以上の正解が必要
- 各章の最低得点: 各章で35〜40%以上の正解が必要(基準は都道府県により異なる)
総合点が基準を超えていても、ある章が極端に低いと不合格になります。得意な章だけに偏らず、苦手な章も「足切りを超える」ラインまでは必ず仕上げておきましょう。合格基準や合格率の詳細は、登録販売者試験とは?合格率・難易度・勉強法を完全ガイドもあわせてご覧ください。
過去問・演習の回し方
短い期間で確実に得点力を上げるには、過去問と演習の回し方がカギになります。
過去問は「複数年分・複数ブロック」を繰り返す
- 直近3〜5年分を2〜3周解くことを目安にする
- 1周目はテキストを参照しながらでもよい。出題の傾向をつかむのが目的
- 2周目以降は何も見ずに解き、実力を測る
- 間違えた問題にはマークをつけ、最後は間違えた問題だけを集中して解く
登録販売者試験はブロックごとに問題が異なるため、複数ブロックの過去問に触れておくと、より幅広い出題パターンに対応できます。
暗記カードで第3章を支える
第3章の成分名は量が多く、過去問だけでは抜け落ちやすい部分です。ここは**間隔反復(SRS)**を使った暗記カードで、毎日少しずつ復習するのが効果的です。覚えにくい項目は短い間隔で、覚えた項目は徐々に間隔を伸ばして復習することで、効率よく記憶が定着します。
具体的な暗記の手順やスケジュールは、第3章を得点源に変える|科学的暗記法で詳しく解説しています。
総仕上げは本番形式で
試験の2〜4週間前からは、本番と同じ形式での演習に切り替えましょう。
- 時間配分の練習: 全体の問題数と試験時間に合わせてペースをつかむ
- 各章の正答率チェック: 総合点だけでなく、足切りラインを下回る章がないか確認
- 当日の段取り確認: 休憩のタイミングや持ち物を事前に整理しておく
登販道場で逆算学習をサポート
「登販道場」は、限られた期間でも迷わず学習を進められるように設計した、登録販売者試験対策のWebアプリです。
- 章・セクション別の問題演習: 配点の大きい第3章をはじめ、弱点をピンポイントで対策
- SRS暗記カード: 間隔反復で成分名の暗記を効率化。スキマ時間に毎日少しずつ
- 模擬試験モード: 本番と同じ形式で時間配分と各章の正答率をチェック
- 学習ダッシュボード: 各章の進捗・正答率を可視化し、残り期間でやるべきことが明確に
試験日が決まったら、あとは逆算して毎日の演習を積み重ねるだけ。独学の「何から手をつければいいか分からない」という不安をやわらげ、合格までの道のりを一緒に進みます。
まとめ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 試験時期 | ブロックごとに8月下旬〜12月下旬(年度・地域で変動。要公式確認) |
| 願書受付 | 自治体ごとに異なり約2週間と短い。受験を決めたら最優先で確認 |
| 最初にやること | 受験ブロックの試験日・願書締切を公式発表で確認 |
| 学習計画 | 試験日から逆算し、予備日を入れて設計 |
| 優先順位 | 配点の大きい第3章を軸に。足切りも意識 |
| 演習 | 過去問は複数年分・複数ブロックを反復。暗記はSRSで支える |
登録販売者試験は、ブロックごとに日程が異なるからこそ「いつ・どこで受けるか」を早めに決めることが大切です。試験日と願書締切さえ押さえれば、あとは逆算して淡々と進めるだけ。今からでも、計画次第で十分に合格を狙えます。
まずは受験するブロックの公式発表を確認し、最初の一歩を踏み出してみてください。
参考文献・情報源
📝 更新履歴
- 2026年5月29日:初版公開
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